【失敗したくない!】初対面の人に良い印象を与える心理学 Part.2
こんにちは、サトシです。
Part.2では、
初対面の際に何をすれば良いのかを具体的に記載したいと思います!
前回のおさらいとして、「初頭効果」「終末効果」「確証バイアス」がありました。
・初頭効果
→第一印象が今後の印象にも関わる
・終末効果
→最後の印象も残りやすい
・確証バイアス
→人は自分の都合のいいように
偏った情報を集めやすい
この記事を読んで分かること
- 相手に気に入られる方法
- 笑顔の大切さ
- 心理学の面白さ
結論を言うと、
相手に気に入ってもらうには、まずこちらから好意を示すことが効果的です。また、人は同じ意見を持った人が好きですので、相手に合わせるが「吉」!
笑顔は相手への影響だけでなく、自分の心理面にも良い影響があります。
こんな人に読んでももらいたい
- 接客業やサービス業で対人関係に困っている
- 初対面の人との関わり方に困っている
- もっと人と上手に関わりたい
- 心理学が好き
目次
参考書はこちら👇
因果応報!好意の返報性とは
自分が好意を持って接すると、相手も好意的になってくれること。
また、相手に好意を示されると、その気持ちにこたえようとすることを「好意の返報性」と言います。
初対面の時に、
「お会いできてうれしいです」「(下調べした内容を基に)○○がお上手と聞きました!勉強させて頂きます!」など、好意をアピールしてみましょう。
そうすることで、相手もその好意に応えてくれるかもしれません!
注意点
あまりに極端に好意を向けてしまうと引かれてしまうこともありますのでほどほどに。
まさに「因果応報」!
自分がしたことは良くも悪くも返ってきますね。
ちなみに、
反対に嫌いと思うと、相手にも嫌われてしまうことを「嫌悪の報復性」と言います。
人は同じ意見の人が好きになる?一致効果とは
人は自分と同じ意見を持っている相手に好意を抱き、評価する傾向にあることを「一致効果」と言います。
具体的には、
相手「僕は赤が良いと思うんだけど、君はどっちがいいかな?」
自分「僕も赤が良いと思っていました!」
相手「君は分かっているね」
といった塩梅です。
初対面の時には、ひとまず相手の意見に賛同してみるのもいいかもしれません。
関係性を築いていくなかで、少しずつ自分の意見を出していけるといいですね。
注意点
・比較的関係性が浅い時しか使えないと言われています。
・相手がいくら同じ意見でも、自分に好意がないと分かれば、好意を抱かないことが多いそうです。
「一致効果」は「好意の返報性」と一緒に使うことで効果が高まりそうですね!
「確証バイアス」といい、人は偏った(自分に都合のいい)情報を選択していることが分かりますね。
笑顔の重要性⁉顔面フィードバック仮説とは
表情を作ることで、それに応じた感情が生み出されるという仮説を「顔面フィードバック仮説」と言います。
つまり、
「笑顔」であれば「楽しい」
「ムスッとした顔」であれば「嫌い」
「泣き顔」であれば「悲しい」
などの感情が生まれるということです。
「つらい時こそ笑いなさい」と言われるのは、あながち間違いではないようです。
初対面の時は、緊張もありどうしても顔がこわばってしまうと思います。(僕も人見知りなのでよくなっています)
しかし、
「こわばった顔」でいると「緊張する」という感情が生まれてしまうので、こんな時こそ「笑顔」を作ることで、自分のペースを取り戻せるかもしれません。
まとめ
今回は、初対面の人に良い印象を与える具体的な方法をまとめてみました。
なんとなくそんな気がしていたことが、より根拠を持って理解できたのではないでしょうか?
「一致効果」や「好意の返報性」、「顔面フィードバック仮説」をうまく使っていきながら、初対面の人に良い印象を与え、その後の関係性を良好なものにしていきましょう!
これからも学習したことを発信していきますので、
興味がある方はぜひまた来てくださいね!
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